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学会報告

第43回 北摂手外科談話会 開催報告

2024-12-05

 2024年11月30日(土)、TKPガーデンシティ東梅田にて「第43回北摂手外科談話会」が開催されました。本会は、大阪医科薬科大学整形外科学教室手外科グループに関わる医師やハンドセラピストが一堂に会し、症例の共有や討論を通じて知識を高める貴重な機会です。レジデントの先生や作業療法士の先生方は初めての発表で緊張されながらも、しっかりと発表され、各施設からの症例報告に対して活発な質疑応答も交わされました。若手からベテランまで幅広い層の意見交換が行われ、有意義な時間となりました。

 特別講演では、淀川キリスト教病院の高松聖仁先生をお迎えし、「骨粗鬆症による脆弱性骨折予防のための取り組み—骨密度検査と骨形成性治療薬の重要性について—」というテーマでご講演いただきました。高松先生は、200枚を超えるスライドを用い軽快な口調で、現状の問題点や検診の重要性、さらに骨形成性治療薬の実例を踏まえた治療法について解説されました。具体的かつ実践的な内容で大変勉強になりました。

 歴史ある本談話会を通じて得られた知識を、引き続き臨床に役立てていきたいと考えております。次回も多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。

文責:吉村 柚木子

人工関節セミナーを開催しました

2024-12-02

 11月25日、模擬骨を用いた人工関節セミナーを開催しました。このセミナーは、普段手術では触る機会が少ない人工膝関節の手技を、模擬骨を用いて最新のナビゲーションやARの技術を体験することを目的とした企画でした。平日月曜の開催にもかかわらず、合計22名の参加者が集まりました。医学生の先生はボーンソーで怪我をする可能性があったため、残念ながら今回は研修医の先生のみの対象となりました。(また、研修医になられた際にはぜひご参加ください!)

 やはり実践的なセミナーは、学びも多くレジデントの先生からも大変好評でした。(セミナー後、手術に参加するレジデントにも良い刺激になったみたいです。) TKAの醍醐味であるボーンソーの使い方、手術で気をつけるべきpit fallなど大槻教授も参加して頂き、大変有意義な会となりました。昨年は創外固定セミナー、今年は人工関節セミナーとこれからも研修医、レジデントの先生が知りたい情報のセミナーを随時開催していく予定です。

 参加してくださった皆様、指導してくださった先生方、心から感謝申し上げます。

文責 岩田長瑠

第12回関西 Knee Osteotomy 研究会に参加しました

2024-11-28

 2024年11月23日、梅田スカイビル ステラホールにて「第12回関西 Knee Osteotomy 研究会」が開催されました。本研究会は、膝周囲骨切り術に関する最新の知見や技術を共有する貴重な機会となっています。

 午前中は、ハンズオンセミナーが行われ、手技動画の視聴や実技レクチャーの後に、模擬骨を用いてOWHTO(Open Wedge High Tibial Osteotomy)およびHybrid HTOの手技を学ぶ実践的なセッションが実施されました。実際の臨床を意識したセミナー内容で、非常に有意義な時間となりました。

 午後のプログラムでは、大槻教授が座長を務められたショートレクチャーに続き、ケースディスカッションが行われました。ディスカッションではライブアンケートが実施され、参加者全員が積極的に議論に加わる形式で、実践的かつ学びの多い内容でした。
また、教育研修講座では、信州大学リハビリテーション科教授の堀内博志先生による「長期成績から考えるこれからの膝周囲骨切り術」についての講演が行われ、今までの骨切りの歴史を踏まえた上で今後の展望や適応、術式選択の重要性などを学ぶことができました。画像だけでなく、患者様の背景や活動性などを十分に吟味した上で、患者様に満足いただける選択を心がけていきたいと思いました。

 本研究会を通じて得た知識や技術を、今後の臨床に役立てていきたいと考えています。

文責:廣田宙自、伊藤英智

令和7年 大阪医科薬科大学整形外科学教室 同門会総会のご案内

2024-11-22

令和6 年11 月吉日

同門会会員各位

大阪医科薬科大学整形外科学教室
同門会会長 中川 浩彰

令和7年 大阪医科薬科大学整形外科学教室
同門会総会のご案内

 拝啓

 晩秋のみぎり、先生方におかれましては益々ご清祥のことと存じます。
 このたび令和7年同門会総会を下記の日程にて開催いたします。ご出席下さいますよう、ご案内申し上げます。
 なお、総会の配布資料につきましては、後日、メール(メールアドレスの登録のない先生には郵送かF A X)にて事前に送付させて頂きます。

敬具

日時:令和7 年1月11 日(土)15 時〜17 時10 分
  場所:ホテルグランヴィア大阪 20 階 「鳳凰の間」
    大阪市北区梅田3 丁目1 番1 号 T E L:06-6344-1235(代表)

以上

総会終了後、17 時30 分より教育研修会があります。詳細につきましては別紙にてご案内いたします。日整会教育研修単位を取得される先生は、JOINTS アプリよりQ R コードを事前にご準備ください。
ご出欠を確認したく存じますので、別紙返信用フォームもしくは下記のU R L よりW E B フォームにご入力の上ご送信ください。

https://forms.gle/AHGFKxG1MgNMmaHaA

総会を欠席される場合は、必ず別紙委任状にご記入の上、F A Xもしくはメールにてご返送をお願いします。

情報交換会 :18 時30 分〜

 

 

 

下記より返信用フォーム・委任状をご覧いただけます
   ↓  ↓

2025.1.11 返信用フォーム・委任状

 

 

ベストティーチャー賞受賞のご報告

2024-11-21

 令和5年度の医学研究科博士課程部門でベストティーチャー賞に選ばれたことをお知らせします。この賞は、医学部大学院生が受講した授業をもとに大学院生によって選ばれた賞です。学生からの評価が反映され非常に嬉しいと同時に、2年連続の受賞となりました!

 大学院生の授業では研究発案から特許の重要性や社会実装に向けた内容を担当させて頂きました。研修医の皆さんも、教育体制が整っている我々整形外科学教室で、共に成長し、未来の整形外科医としての第一歩を踏み出してみませんか。学位取得までの教育システムにも力を入れていますので、ぜひ見学をお待ちしています。

大槻 周平

 

第49回日本足の外科学会学術集会に参加して

2024-11-14

第49回日本足の外科学会学術集会に参加し、ポスターおよび一般演題で発表した経験は、非常に充実したものであり、多くの学びを得ることができました。

まず、ポスター発表では、外反母趾の治療において最近の話題になっているLapidus法の成績を発表しました。ポスター形式での発表は、参加者と直接的に対話をする貴重な機会であり、来場者からさまざまな意見やアドバイスをいただけました。これにより、研究内容をより深く掘り下げるための参考となり、今後の改善点や新たな研究方向について考えるきっかけとなりました。

次に、一般演題での発表では、優秀演題に選出され、より多くの聴衆の前で自分の研究内容を発表するという緊張感とともに、大きなやりがいを感じました。質疑応答では、専門的な質問を受け、自分の研究がどのように受け止められているかを直接知ることができました。このやりとりを通じて、自分の研究に対する理解が深まり、新たな課題にも気づくことができ、貴重な学びの機会となりました。

学会後の打ち上げでは、普段はなかなかお会いできない先生方とリラックスした雰囲気の中でさまざまな知識を交換し合い、意義深い時間を過ごしました。今回の学会参加を通じて、最新の研究成果や臨床での実践的な知識を学ぶことができ、多くの医療従事者との交流を持つことができました。この貴重な経験を活かし、今後も学術的な場での発表を通じて自己成長を続け、さらに研究活動を発展させていきたいと強く感じています。

文責:田中 憲

第1回Osaka Hyogo Knee meeting開催報告

2024-11-14

本年度より大阪医薬大は大槻周平先生が教授就任され、我々と以前から交流の深い中山寛先生が兵庫医大の准教授に就任されたことをきっかけに両大学において膝関節外科の基礎的、臨床的研究に関する討論を行い、会員相互の親睦を深めることを目的として第1回Osaka Hyogo Knee meetingを開催させていただきました。

第1部では基礎:石谷貴先生(大阪医薬大)、靭帯:池田邦明先生(北摂総合病院)、骨切り:小田周平先生(葛城病院)、人工関節:村上(城山病院)、一般演題:伊藤英智先生(北摂総合病院)、井上理学療法士(ほしやま整形外科医院)が発表いたしました。
第2部では西宮回生病院顧問(兵庫医科大学名誉教授)吉矢晋一先生に「膝関節外科のこれまでとこれから」の演題として吉矢先生の留学歴やこれまでの整形外科医としてのご経験をご講演頂きました。医師とコメディカルを含めて79名に参加していただき、活発な討論を行い、両大学にとって有意義な時間となりました。

Meeting後は交流会を開催し、近い学年の両校の医師や理学療法士などで楽しい時間を過ごしました。
今後は年に1回の開催を予定しており、次回は池田邦明先生と井石琢也先生が幹事の予定です。膝関節外科を志す若手医師にも刺激的な会になるよう今後も継続していきたいと思います。

文責:村上友彦(城山病院)

学会報告(APKASSに参加して)

2024-11-11

 平素より大変お世話になっております。大阪医科薬科大学大学院生の廣田宙自(ひろた ちゅうじ)です。
 この度、10月24日から27日に中国・海南省のボアオアジアフォーラム国際会議センターで開催されました『APKASS(Asia-Pacific Knee, Arthroscopy and Sports Medicine Society)』に参加しましたので、ご報告申し上げます。APKASSは、関節鏡手術、膝の手術、スポーツ医学を主題とする学会で、2年ごとにアジアで開催されています。私は今回、世界の関節鏡外科や膝外科の最新動向に触れるべく、大槻教授とともに参加いたしました。学会の規模の大きさに圧倒されるとともに、特にアジア各国の膝外科分野に関する知見を深めることができました。なかでも、中国における臨床での軟骨再生技術の迅速な実用化には大変驚かされました。
 今回は聴講のみでしたが、2026年の開催時には発表での参加を目指し、研究に一層励みたいと思います。今後も、国際学会での発表を目標に、研究と手術技術の向上に努めてまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

opening ceremonyの会場

学会会場にて撮影

2024年 大阪医科薬科大学整形外科学教室最優秀論文賞 応募のご案内

2024-11-07

2024年11月7日

整形外科学教室 先生 各位

2024年 大阪医科薬科大学整形外科学教室最優秀論文賞
応募のご案内

 
 この度、2024年大阪医科大学整形外科学教室最優秀論文賞の審査を行います。
 応募資格は、英文誌に投稿し2024年に掲載された主著者のものを対象といたします。発表ならびに表彰は、2025年1月11日(土)の同門会総会にて行われます。奮ってご応募下さいます様よろしくお願い申し上げます。

 

提出書類:2024年に英文誌に掲載された論文

応募締切:2024年12月13日(金)

応募先   :下記の送付先へ論文(PDF)を添付しmailにてご応募ください。
       応募1週間以内に受領mailが届かない場合はご一報をお願いします。

秘書 木下典子 E-mail:  noriko.kinoshita@ompu.ac.jp

                                                                                                                 以上

 

下記から詳細をご覧頂けます
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【新】整形外科学教室最優秀論基準

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