第12回関西 Knee Osteotomy 研究会に参加しました
2024-11-28
2024年11月23日、梅田スカイビル ステラホールにて「第12回関西 Knee Osteotomy 研究会」が開催されました。本研究会は、膝周囲骨切り術に関する最新の知見や技術を共有する貴重な機会となっています。
午前中は、ハンズオンセミナーが行われ、手技動画の視聴や実技レクチャーの後に、模擬骨を用いてOWHTO(Open Wedge High Tibial Osteotomy)およびHybrid HTOの手技を学ぶ実践的なセッションが実施されました。実際の臨床を意識したセミナー内容で、非常に有意義な時間となりました。
午後のプログラムでは、大槻教授が座長を務められたショートレクチャーに続き、ケースディスカッションが行われました。ディスカッションではライブアンケートが実施され、参加者全員が積極的に議論に加わる形式で、実践的かつ学びの多い内容でした。
また、教育研修講座では、信州大学リハビリテーション科教授の堀内博志先生による「長期成績から考えるこれからの膝周囲骨切り術」についての講演が行われ、今までの骨切りの歴史を踏まえた上で今後の展望や適応、術式選択の重要性などを学ぶことができました。画像だけでなく、患者様の背景や活動性などを十分に吟味した上で、患者様に満足いただける選択を心がけていきたいと思いました。
本研究会を通じて得た知識や技術を、今後の臨床に役立てていきたいと考えています。
文責:廣田宙自、伊藤英智