学会報告(APKASSに参加して)
2024-11-11
平素より大変お世話になっております。大阪医科薬科大学大学院生の廣田宙自(ひろた ちゅうじ)です。
この度、10月24日から27日に中国・海南省のボアオアジアフォーラム国際会議センターで開催されました『APKASS(Asia-Pacific Knee, Arthroscopy and Sports Medicine Society)』に参加しましたので、ご報告申し上げます。APKASSは、関節鏡手術、膝の手術、スポーツ医学を主題とする学会で、2年ごとにアジアで開催されています。私は今回、世界の関節鏡外科や膝外科の最新動向に触れるべく、大槻教授とともに参加いたしました。学会の規模の大きさに圧倒されるとともに、特にアジア各国の膝外科分野に関する知見を深めることができました。なかでも、中国における臨床での軟骨再生技術の迅速な実用化には大変驚かされました。
今回は聴講のみでしたが、2026年の開催時には発表での参加を目指し、研究に一層励みたいと思います。今後も、国際学会での発表を目標に、研究と手術技術の向上に努めてまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。