当科での臨床研究に関する当院患者様へのお知らせ

ホーム > 当科での臨床研究に関する当院患者様へのお知らせ > 頚髄症患者における平衡障害の手術効果の検討

頚髄症患者における平衡障害の手術効果の検討

研究の意義:

頚髄症患者が潜在的に平衡障害を呈することは知られていますが、それが手術によって改善するか否かは未知であるため、これを解明することで、患者に正確な情報を提供できる可能性があると考えています。

研究の目的:

頚髄症の方の平衡障害(ふらつき)の手術効果を検討することです。

研究の対象:

2015年5月以降に頚髄症(成人以上で立位可能な方)と診断された患者様

研究の方法:

診療上で平衡障害(ふらつき)に関するアンケートに記入していただきます。また、重心動揺計検査を行います。閉脚位で、それぞれ開眼で30秒、閉眼で30秒行います。前述のアンケート結果と検査結果の情報を研究に利用させていただきます。
※ご自身の既存試料・情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の申し出先までご連絡ください(代諾者からの申し出も受付いたします)。申出された場合は、当該研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
※対象者の方(代諾者)の申し出により、他の対象者の方の個人情報保護や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、当該臨床研究計画及び当該臨床研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できます。
※本研究にて取得しました試料・情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者(長谷川彰彦)が利用いたします。

研究期間:

2017年9月4日~2024年3月29日

個人情報の内容およびその利用目的、開示等の求めに応じる手続き:

対象者の方の個人情報の取り扱いについては、十分に注意を行い、論文投稿や学会発表等では、個人情報が特定されないようにいたします。
また、当該被験者より個人情報の開示の求めがあった場合は、すみやかに開示を行います。

個人情報の取り扱いに関する相談窓口:
主任研究者(整形外科 講師(准))中野敦之

利益相反について:

本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保、または確保していることを社会に適切に説明するため、本学では、利益相反に対する基本的な考え方を「大阪医科薬科大学の研究に関する利益相反ポリシー」として定め、研究の実施やその情報の普及・提供が適正になされているかどうかを客観的に判断し評価する仕組みとして研究に係る利益相反マネジメントを導入しております。
本研究は、整形外科教室の講座研究費より支出いたします。当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。

研究者名:

所属 職名 氏名
主任研究者 整形外科 講師(准) 中野 敦之
分担研究者 整形外科 大学院生 矢野 冬馬

問い合わせ、参加拒否の申し出先:

〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科薬科大学附属病院
整形外科教室
担当:中野 敦之
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6428