近畿大学 卒業
整形外科専門医
膝関節外科
近畿大学を卒業し大阪医科大学にて研修
整形外科に入局後、大学病院レジデント、高槻日赤病院、新河端病院、第一東和会病院、北摂総合病院を経て大学病院に帰学
【所属学会】
日本膝関節学会
日本足の外科学会
中部日本整形外科災害外科学会
日本整形外傷学会
高位脛骨骨切り術(OWHTO)とCPAK分類の関係性について
はじめまして。
研修医として多くの診療科をローテートする中で、今後どの科に進もうか悩んでおられる方も多いのではないかと思います。そんな皆さまの参考になればと思い、私から整形外科の魅力を少しだけご紹介させていただきます。
整形外科は、「患者さんの機能を回復させることができる診療科」です。
骨折、スポーツ外傷、関節、脊椎、肩、手、足、腫瘍、小児整形など、対象とする分野は多岐にわたり、それぞれに高度な専門性と奥深さがあります。手術や外来診療を通じて、患者さんの痛みを取り除いたり、再び歩けるようにしたりと、直接的に治療効果を実感できることは、整形外科ならではの大きなやりがいです。「またスポーツができるようになった」「趣味の登山に行けるようになった」など、患者さんの喜びの声を聞くことができるのは、私たちにとって何よりの励みになります。
また、私自身は、大学時代の経験を活かしてアメリカンフットボールのゲームドクターとして活動することもあります。このように、自分の「好きなこと」に医師としてのスキルを活かせるのは、スポーツに興味のある方にとって非常に魅力的な点だと思います。
整形外科と聞くと、「力仕事でハード」といったイメージを持たれるかもしれません。
しかし、関節鏡や顕微鏡を用いた繊細な手術も多く、近年では女性医師の入局も増えており、男女問わず活躍できる分野へと変わりつつあります。もちろん、今までお話ししたような魅力の裏には、習得すべき知識や技術も多く、忙しい日々が待っているのも事実です。ですが、その努力は必ず実を結び、技術の上達を実感できたときには、日々の診療がより楽しく感じられるようになります。進路に悩んでいる方は、ぜひ一度、整形外科を見学してみてください。
セミナーや交流会も開催しており、フレンドリーな先輩たちから多くの話を聞ける機会をたくさんご用意しています。
仕事の内容だけでなく、医局の雰囲気や人柄の良さなど、整形外科のさまざまな魅力を感じ取っていただけたら嬉しい限りです。
皆さんと一緒に働ける日を、心より楽しみにしております。
