肩腱板断裂の術後成績に肩筋力が関与すると考えられていますが、手術(鏡視下腱板修復術や鏡視下肩上方関節包再建術)を行うことによって、術後に筋肉量が増加するかどうかは明らかではありません。本研究で手術前後の肩の筋肉量がどのように変化するか、また筋肉量の変化が手術成績に影響を及ぼすかどうかを調査することによって、手術適応の決定や術後成績の予測をする上で有用な知見が得られる可能性があります。
肩腱板断裂に対して手術(鏡視下腱板修復術もしくは鏡視下肩上方関節包再建術)を行った患者さんの術前および術後MRI 画像から筋肉量を評価し、術前後の筋肉量がどのように変化するか、また筋肉量の変化が手術成績に影響を及ぼすかどうかを調査します。
肩腱板断裂に対して手術を受けられた患者さん
肩腱板断裂に対して過去に大阪医科薬科大学病院もしくは共同研究機関で手術加療(鏡視下腱板修復術もしくは鏡視下肩上方関節包再建術)を行った患者さんを対象とします。手術前および手術後に撮影した肩関節MRI 画像を使用して手術前後の肩筋肉量の変化を評価します。また、診療記録から治療成績を調査し、術前後の筋肉量の変化と治療成績との関係について調査を行います。
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※ 本研究にて取得しました情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者(整形外科学 講師(准)藤城 高志)が利用いたします。
2019 年9 月3 日~2027 年9 月2 日
研究情報のデータからID、氏名など個人を特定できる内容は削除し、必要な場合に個人を識別できるように、被験者と新たに付された番号の対応表を別のデータとして保存します。個人情報と研究情報のデータは別のハードディスクに保存し、個人情報を含むハードディスクは鍵付きの保管庫で管理します。
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〒569-8686 大阪府高槻市大学町2 番7 号
大阪医科薬科大学病院 整形外科
担当医師 長谷川 彰彦
TEL 072-683-1221(代表) 内線 56475
本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、本学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。
所属 | 職名 | 氏名 | |
研究責任者 | 大阪医科薬科大学 整形外科学 | 講師(准) | 長谷川 彰彦 |
研究分担者 | 大阪医科薬科大学 整形外科学 | 准教授 | 三幡 輝久 |
所属 | 職名 | 氏名 | |
研究責任者 | 第一東和会病院 整形外科 | 部長 | 森内 宏充 |
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2 番7 号
大阪医科薬科大学病院 整形外科
担当:長谷川 彰彦
TEL 072-683-1221(代表) 内線 56475