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お知らせ

急速進行を伴う股関節症と脊柱骨盤矢状面アライメントとの関係

研究の目的及び意義:

急速進行する股関節症は、進行が早いことから初療時における的確な診断が重要ですが、未だ不明な点も少なくありません。脊柱骨盤形態に着目し、非急速進行群との比較検討することを目的としています。この後方視的研究は、急速進行する股関節症の病態解明のみならず治療介入への緊急度や予後予測に役立つと考えます。

研究の対象:

2016年4月1日から2021年12月31日までの期間に人工関節置換術を施行された患者さんの単純X線、単純CT写真を研究に利用いたします。本学では100例、共同研究機関である大阪府済生会茨木病院では50例(全体で150例)を予定しています。

研究の方法:

単純X線、単純CT写真を用いて、急速進行群と非急速進行群の脊柱骨盤形態を確認、パラメーターを計測し評価します。得られた結果を解析し両群の骨盤形態を比較検討することで疾患の病態解明や予後予測に役立てると考えています。共同研究機関から大阪医科薬科大学への情報提供にあたっては、個人を特定できる情報を削除して匿名化された状態で提供されます。

研究期間:

研究実施許可日 ~ 2026年3月31日

将来の研究のために用いられる可能性について(二次利用)
この研究で利用させていただく研究情報については、二次利用させていただく場合があります。新たな研究目的で利用する場合は、改めて研究倫理委員会にて承認を得た上で、研究を実施いたします。

個人情報等の取り扱いについて:

個人情報から特定の個人を識別することができる情報を削除し、匿名化した上で、取り扱います。情報はパスワードを設定した本研究専用ハードディスク内に保存し、当院整形外科医局内の 鍵のかかる机に保管します。
対象者の方(あるいは代理人)の申し出により、他の対象者等の個人情報保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究に関する資料を入手や閲覧できますので、ご希望される際は、下記の相談窓口までご連絡ください。

【個人情報の取り扱いに関する相談窓口】
担当者 岡本 純典
連絡先 072-683-1221(代) 内線2364

利益相反について:

本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、大阪医科薬科大学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。当該マネジメントの結果、この研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。

研究者名:

所属 職名 氏名
整形外科学 講師(准) 岡本 純典
整形外科学 大学院生 中村  海斗

共同研究機関:

研究機関名 所属職名 氏名
大阪府済生会茨木病院 院長補佐兼整形外科部長 杉本 裕宣


参加拒否の申し出について:

ご自身の既存情報を研究に利用させて頂くことに対する問い合わせ、参加拒否を申し出たい場合は、下記の連絡先までお願いいたします(対象者の代理人からの申し出も受付いたします)。参加拒否の申し出をされた場合は、研究の対象から削除及び利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、研究の対象から削除することができかねますので、予めご了承ください。

連絡先:

〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科薬科大学 整形外科学教室
担当者: 岡本 純典
連絡先: 072-683-1221(代表)内線 :2364

〒567−0035 大阪府茨木市見付山2−1−45
大阪府済生会茨木病院
担当者: 杉本 裕宣
連絡先: 072−622−8651(代)

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