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第7回骨折治療セミナーを開催しました

 10月5日(土)に本町のデピューシンセス社に於いて、第7回骨折治療セミナーを開催しました。
 今年は京都きづ川病院整形外科の堀江直行先生に「大腿骨頚部骨折に対する治療」について、ガイドラインの解説からその診断や分類、治療に至るまでご講演いただきました。セミナーに参加いただいた先生は専門医取得前の若い先生が多く、現在あるいは今後、本骨折の治療に最前線で取り組むにあたり、大変勉強になったと思います。堀江先生、どうもありがとうございました。
 前回のセミナーから引き続き、今回も症例検討会を行いました。今回は城山病院の天野先生から金属アレルギーのある大腿骨頚部骨折症例を、加納総合病院の松山先生から大腿骨頚部骨折に対する骨接合術の手術成績を、市立ひらかた病院の飛田先生から大腿骨頚部骨折術後の骨頭壊死と大腿骨転子部骨折後の cut out症例を、洛西シミズ病院の廣藤先生から大腿骨転子部逆斜骨折の症例をそれぞれご提示いただきました。今回は多くの症例をご提示いただき、みなさんと熱い議論が出来たと思います。ぜひ次回も関連病院の先生方から症例をご提示頂きますようよろしくお願い致します。
 続いてデピューシンセス社さんのご協力で、大腿骨頚部骨折に対するFemoral Neck Systemのハンズオンセミナーを、模擬骨を用いて行いました。研修医やレジデントの先生にドリリングやスクリュー挿入などを実際にしていただきました。7回目となる本セミナーですが、今回もこの演習は研修医やレジデントの先生に好評でした。今後も続けていきますので、関連病院の先生にはこれからも多数のご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。

左から二人目が堀江先生

 その後、懇親会を同会場で行いました。今年すでにこの時点で13名もの入局者が決まっておりますが、研修医2年目で入局予定の安達先生と中嶋先生は参加してくれました。また、研修医1年目の垣内先生、田中先生、6回生の大植君、5回生の乾君、南谷君が参加してくれました。
 骨折治療セミナーにご参加、ご協力いただきました先生方にお礼申し上げます。最後になりましたが、毎年、この骨折治療セミナーはデピューシンセス社さんのご協力で開催することができております。この場をお借りしてお礼申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。
                                                                                                   

文責:嶋 洋明