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第6回骨折治療セミナーを開催しました

 10月20日(土)に本町のデピューシンセス社に於いて、第6回骨折治療セミナーを開催しました。
今年は市立豊中病院整形外科部長の栗山幸治先生に「橈骨遠位端骨折治療におけるピットフォール」と題して、ガイドラインの解説からプレートの構造や遠位橈尺関節の構造・治療に至るまでご講演いただきました。セミナーに参加いただいた先生は専門医取得前後で、まさに本骨折の治療に最前線で取り組んでいる先生が大半であり、大変勉強になったお話であったと思います。栗山先生、どうもありがとうございました。

 今回のセミナーから、症例検討会を行うことにしました。今回は洛西シミズ病院の廣藤先生から長母指伸筋腱断裂によりわかった転位のない橈骨遠位端骨折の症例を、大学の横田先生から遠位橈尺関節が破綻した橈骨遠位端骨折の症例をそれぞれご提示いただきました。各症例に対し、みなさんから色々な意見が出され、熱い議論が出来たのではないかなと思います。ぜひ次回も関連病院の先生方から症例をご提示頂きますようよろしくお願いいたします。


 続いてデピューシンセス社さんのご協力で、橈骨遠位端骨折のプレート固定を模擬骨を用いて行いました。研修医やレジデントの先生にプレートを使用してドリリングやスクリュー挿入などを実際にしていただきました。今年で本セミナーも6回目になるのですが、いつもこの演習は研修医やレジデントの先生に好評で、今後も続けていきたいと思いますので、関連病院の先生にはこれからも多数のご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。

その後、懇親会を同会場で行いました。ここでは今年から研修医勧誘委員長になりました中矢先生の司会進行のもと、入局希望の研修医の先生と色々お話をすることができました。この時点で今年は澄川先生、前田先生、杉島先生の3人が入局試験を受け、見事合格(笑)されました。さらにこの懇親会で3人の先生が11月の入局試験を受験することになり、今年は6人の先生が入局してくれることになり、大変有意義な会になりました。
骨折治療セミナーにご参加、ご協力いただきました先生方にお礼申し上げます。
最後になりましたが、毎年、この骨折治療セミナーはデピューシンセス社さんのご協力で開催することができております。この場をお借りしてお礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
                                                                                                    文責:嶋 洋明