2014年11月に、フィリピンのセブ島で開催されたACASA(Academic Congress of the Asian Shoulder Association)で野球選手の投球障害に関してポスター発表させていただきました。
発表とその準備をすること自体でとても勉強になったことは言うまでもありませんが、海外の学会に参加し様々な国の医師のプレゼンテーションを見聞きすることができてとても刺激になりました。英語が母国語ではない方々がとても上手に英語で発表し、質疑応答しているのを見ると私もそうなりたいと強く感じました。
海外での学会であるため、日本から参加しておられた他大学の医師達とはとても親近感が沸き、食事会などで今まで聞いたことのないような話を聞くことができて非常に新鮮で刺激的でした。それも海外での学会ならではのことかなと思いました。
また、リゾート地でしたので自由時間にはマリンスポーツをしたり孤島でバーベキューをしたりショッピングをしたりと、海外旅行気分も味わわせていただきとてもリフレッシュできました。
今後も海外で発表するために医学と英語の勉強をしていこうと思いました。
望めばいくらでもそうゆう機会を与えてもらえるので、整形外科に興味があって、海外発表もしてみたいという方は、大阪医科大学の整形外科に是非入局していただきたいと思います。
大阪医科大学 整形外科
中村 玄
Asian Shoulder Elbow Group (ASEG)の第1回ミーティングが平成26年6月20−21日、
韓国の済州島で開かれました。
この会は選ばれた人たちだけのclosed meetingだったため、国際的に活躍しているアジア(日本、韓国、台湾、中国、香港、タイ、シンガポール、イン ド)の肩肘整形外科医23人が集まり、肩肘の最先端治療や基礎研究について意見交換を行いました。
私も23人に選んで頂き、
“鏡視下上方関節包再建術の治療成績”と
“腱板修復術を行う際の肩峰下除圧術の意義”の2題を講演いたしました。
また症例検討のセッションでは座長も行いました。
英語のみのミーティングでしたが、朝から夕方まで活発な討論が繰り広げられ、夜の懇親会では 国境を越えて親睦を深めることが出来ました。
大阪医科大学 整形外科
肩肘スポーツ班
三幡 輝久
脊椎班 中野敦之
スペインのパンプローナで開催された
第30回Cervical Spine Research Society (European section) に
根尾昌志教授、藤城高志先生、中野の3人で参加しました。
CSRS学会参加に先立ち、まずヘルシンキ経由でドイツのベルリンに入り、
FIAGONという会社の新しいナビゲーションシステムの製品評価を行いました。
ベルリン観光した後、マドリード経由でパンプローナ入りし、
翌日からNavarra大学構内で行われたCSRSに参加しました。
頚椎のジャンルでは日本人の研究者が世界を牽引しているのを実感し、
藤城先生とともに大いにモチベーションを高める事が出来ました。
レセプションツアーでは牛追い祭りで有名なバスク地方の州都である
パンプローナの名勝をバスでめぐり、
夜の9時からgala partyでワインとバスク料理に舌鼓をうちました。
翌日ビスケー湾に面する避暑地サンセバスチャンにも足を伸ばして
白ワインと魚料理を堪能し、スペインの青空に後ろ髪を引かれながら帰国の途につきました。
ドイツ、スペインという好対照の2国で脊椎の勉強の機会を与えていただいた根尾教授、
留守中ご迷惑をおかけした医局の先生方に陳謝いたします。