ホーム > 当科での臨床研究に関する当院患者様へのお知らせ > 肩関節拘縮に対する鏡視下関節授動術の治療成績:後向き研究
肩関節拘縮の治療は保存治療が第一選択とされています。一般的に6〜12か月の保存治療を行なった上で改善が得られない場合に手術治療が選択されることが多いですが、痛みが強い患者さんにとっては保存治療の継続が困難である場合も少なくありません。本研究では、発症から手術治療に至るまでの期間および合併する病変の有無が手術成績に影響を及ぼすかどうかを調査することによって、手術時期の決定や術後成績の予測をする上で有用な知見が得られる可能性があります。
肩関節拘縮に対して、手術(鏡視下関節授動術)を行う時期の違いや合併病変 の有無が、治療成績や治療期間に影響を及ぼすかどうかを調査します。
2013年1月から2018年12月までに肩関節拘縮に対して手術を受けられた患者さん
本研究では、肩関節拘縮に対して過去に本学・当院もしくは共同研究期間で手術治療(鏡視下関節授動術)を行った患者さんを対象とします。手術動画もしくは術中写真から、関節内病変および滑膜炎に関する評価を行います。また、診療記録から治療成績、治療期間を含めた診療情報を抽出し、発症から手術治療に至るまでの期間および、合併する病変の有無と治療成績の関係について調査を行います。
※ご自身の既存試料・情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の
申し出先までご連絡ください(対象者の代理人からの申し出も受付いたします)。申し出を
された場合は、当該研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
※対象者の方(その代理人)の申し出により、他の対象者の方の個人情報保護や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、当該臨床研究計画及び当該臨床研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できます。
※本研究にて取得しました試料・情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者(藤城 高志)が利用いたします。
研究実施許可日~2022年9月2日
研究試料のデータからID、氏名など個人を特定できる内容は削除し、必要な場合に個人を識別できるように、被験者と新たに付された番号の対応表を別のデータとして保存します。個人情報と研究試料のデータは別のハードディスクに保存し、個人情報を含むハードディスクは鍵付きの保管庫で管理します。
個人情報の取り扱いに関する相談窓口:
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科大学 整形外科学教室(大阪医科大学附属病院 整形外科)
担当医師 長谷川 彰彦
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6475
本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、本学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。
当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。
所属 | 職名 | 氏名 | |
研究責任者 | 大阪医科大学 整形外科学教室 | 教授 | 根尾 昌志 |
主任研究者 | 大阪医科大学 整形外科学教室 | 助教 | 長谷川 彰彦 |
分担研究者 | 大阪医科大学 整形外科学教室 | 診療准教授 | 三幡 輝久 |
第一東和会病院 整形外科 | 部長 | 森内 宏充 |
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科大学 整形外科学教室
(大阪医科大学附属病院 整形外科)
担当:長谷川 彰彦
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6475