ホーム > 当科での臨床研究に関する当院患者様へのお知らせ > 外側型変形性膝関節症に対する大腿骨遠位部骨切り術後の膝蓋大腿関節への影響についての検討
外反膝変形に対する大腿骨遠位部骨切り術では、正面から見る変形の改善を得ることは可能です。しかし、実際の膝関節は3次元的な運動を行う関節であり、正面像だけでなく側面像や膝蓋大腿関節への影響も考慮する必要があります。本研究により大腿骨遠位部骨切り術後の膝蓋大腿関節への影響を検討することで、さらなる手術成績向上に役立てると考えます。
外側型変形性膝関節症の患者様に対して行った大腿骨遠位部骨切り術後のレントゲンおよびCT検査を調査し、膝蓋大腿関節への影響についての検討することです。
平成26年1月1日から平成30年12月31日の期間に外側型変形性膝関節症に対対し大腿骨遠位部骨切り術を受け、術後半年以上の経過を追うことができた患者様
大腿骨遠位部骨切り術を受け、術後半年以上の経過を追うことができた患者様に対し、既に実施された術前と術後半年のレントゲン、CT検査の結果を診療録から抜粋し解析します。対象患者様の選定や手術手技、麻酔方法、術後リハビリテーションを含めた術後経過は通常の方法と変わりません。診察や検査内容、およびその頻度は従来と同じです。
※ご自身の既存試料・情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の申し出先までご連絡ください(対象者の代理人からの申し出も受付いたします)。申し出をされた場合は、当該研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
※対象者の方(その代理人)の申し出により、他の対象者の方の個人情報保護や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、当該臨床研究計画及び当該臨床研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できます。
※本研究にて取得しました情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者(長谷川彰彦)が利用いたします。
2019年1月8日~2022年1月7日
対象者の方の個人情報の取り扱いについては、十分に注意を行い、論文投稿や学会発表等では、個人情報が特定されないようにいたします。
また、当該被験者より個人情報の開示の求めがあった場合は、すみやかに開示を行います。
個人情報の取り扱いに関する相談窓口: 主任研究者(整形外科 講師)大槻 周平
本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、本学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。
当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。
所属 | 職名 | 氏名 | |
研究責任者 | 整形外科学教室 | 教授 | 根尾 昌志 |
主任研究者 | 整形外科学教室 | 講師 | 大槻 周平 |
分担研究者 | 整形外科学教室 | 大学院生 | 池田 邦明 |
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科大学
整形外科学教室
担当:大槻 周平
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6357