ホーム > 当科での臨床研究に関する当院患者様へのお知らせ > 「中足骨短縮骨切り術が足底圧分布に及ぼす影響の研究」 に関わる成人健常者ボランティアの募集
現在、行われている中足骨短縮術は、臨床的及びX線的に概ね良好な成績が報告されていますが、足底圧分布に及ぼす影響についてはいまだ明らかではありません。そこで、中足痛を有する外反母趾に対して中足骨短縮術の術前後での足底圧分布の変化を評価することで、前足部中央を含めた足部の機能に与える影響が明らかとなります。さらに健常者との違いを調査し、手術療法により足部の機能が改善しているのかを評価することで、術式の改良など外反母趾の手術成績の向上に貢献すると考えられます。
健常者ボランティア公募の説明文書
研究課題名「中足骨短縮骨切り術が足底圧分布に及ぼす影響の研究」
に関わる成人健常者ボランティアの募集
私たち医師は患者様に最善の治療を提供するとともに、さらに優れた治療法の研究に
取り組んでいます。このボランティア公募の説明を読み、わからないことについては
いつでもどんなことでも担当医師に遠慮なく質問し、研究の内容を十分に理解したうえ
で参加するかどうかを決めてください。
この文書を最後までお読みになり、この研究に参加してもよいと思われた場合には、説明書の最後に記述している【問い合わせ等の連絡先】までご連絡ください。
【対象】
年齢が40歳〜80歳前後の歩行可能で、下肢の変形がなくこれまで手術を受けたことのない方を対象とします。合計50人(男女比は比較対象とする研究とマッチング)の方を募集予定にしています。
【公募期間】
2022年5月6日までの予定です。
【検査】
足底圧検査:両足底にセンサーシートを装着して歩行します。
*合計10分程度の時間を要します。
本研究の目的は、中足痛を有する外反母趾に対して中足骨短縮骨切り術(以下中足骨短縮術)を行った症例の術前後の足底圧分布を調査し、足底の各領域における足底圧の変化を明らかにすることです。さらに、術後の足底圧分布と健常者と比較し、前足部中央ヘの負荷が健常者と同等にまで改善しているか調査することです。
所属 | 職名 | 氏名 | |
研究責任者 | 整形外科学教室 | 教授 | 根尾 昌志 |
主任研究者 | 整形外科学教室 | 講師(准) | 嶋 洋明 |
分担研究者 | 整形外科学教室 | 大学院生 | 東迎 高聖 |
大阪医科大学 整形外科学教室
担当者 嶋 洋明
住所:〒569-8686 高槻市大学町2番7号
電話:072-683-1221(代表) 内線6561