当科での臨床研究に関する当院患者様へのお知らせ

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脊柱側弯症の病態解明および治療法確立のための多施設共同研究

研究の意義:

脊柱側弯症とは、脊柱が様々な原因で弯曲し回旋する変形をきたす疾患です。この病態を解明するには、多数の症例の解析、評価が必要です。

研究の目的:

本研究の目的は、日本において脊柱側弯症の手術を行う多数の施設の情報を共有して、側弯症がどのような病気か?あるいはどのような治療が最も適しているのかを明らかにすることです。

研究の対象:

1990年以降に受診し、脊柱側弯症に対して治療を受けた症例を対象とします。

研究の方法:

1. 脊柱側彎症の治療経過を記録した診療録の提供
2. 単純エックス線像、MRI、CTなどの画像およびその所見、生理機能検査結果の提供
3. 自記式アンケート調査への回答とその結果の提供
    アンケート(SF36、SRS30など)は、手術を行う場合は手術前、手術後1年、3年、5年で行います。手術を行わない場合は、治療法の変更や、臨床症状が変化した際に行います。目安としては3―4年に1度です。

※ご自身の既存試料・情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の申し出先までご連絡ください(対象者の代理人からの申し出も受付いたします)。申し出を
された場合は、当該研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
※本研究にて取得しました試料・情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者(嶋 洋明)が利用いたします。

研究期間:

平成30年10月22日~平成35年5月31日

個人情報の内容およびその利用目的、開示等の求めに応じる手続き:

調査する内容:
診療録上の臨床データ(治療経過、血液検査結果、呼吸機能などの生理機能検査結果等)、画像所見(単純エックス線像、CTMRI等)、自記式アンケート(SRS−30、SF36等)
開示の求めに応じる手続き
当該臨床研究の成果を学会や論文等で公表します。また、対象者の方の希望により、他の対象者の方の個人情報保護や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、当該臨床研究計画及び当該臨床研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できます。

個人情報の取り扱いに関する相談窓口:
大阪医科大学 整形外科学教室 藤原憲太 (内線6258)

利益相反について:

本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、本学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。

研究者名:

所属 職名 氏名
研究責任者 整形外科 教授 根尾 昌志
主任研究者 整形外科 講師 藤原 憲太
分担研究者 整形外科 助教 藤城 高志
分担研究者 整形外科 助教 中矢 良治
分担研究者 整形外科 大学院生 木野 圭一朗

問い合わせ、参加拒否の申し出先:

〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科大学附属病院
整形外科学教室
担当:講師 藤原憲太
TEL 072-683-1221(代表) 内線6258